ある日、『オバケのQ太郎』を読み返していたら、「バケラくじ」の話にぶち当たった。O次郎が主催したこのくじは、一見すると楽しいゲームなのだが、よく考えると現在の政府の税制とそっくりではないか?
バケラくじのカラクリ
参加者はランダムな番号を振られ、ルーレットで当選すると「1000円あげる」か「1000円もらう」の札を手にする。しかも、その金額は最大100万円にまで膨れ上がる! ところが、子供たちは「もらう」と「あげる」の違いが分かっておらず、「どっちも同じようなもの」と勘違い。結果、いざお金の受け渡しになると大混乱!
この現象、どこかで見たことがないだろうか? そう、日本政府の財政政策とソックリなのだ。
政府のバケラくじ政策
最近の政府の方針を見ていると、「こっちで減税、あっちで増税」という第140話バケラくじ状態。例えば、
✅ 定額減税 で「1人あたり4万円」減税! → でも「防衛増税」で法人税や所得税・たばこ税が増税!
✅ 所得税を一時的に減税! → でも社会保険料の負担増加で実質負担増!
✅ 子育て支援で手当増額! → でも消費税増税で結局帳消し!
✅ 賃上げ促進策! → でもインフレで実質賃金はマイナス!
「減税する」と言いながら、その分を別の形で回収するので、結局庶民の手元に残るお金は変わらないか、むしろ減っているという不思議。まるで「1000円もらう」札を持たされた子供が、「1円あげる」札を持つ子供を探し回っているような状態だ。しかも、最大100万円まで増減する可能性があるので、下手をすれば大損することも…。
だったら最初から増税しなければいいのでは?
バケラくじの子供たちも、最初から「お金をやり取りしない」仕組みだったら混乱しなかったはず。では政府の財政政策も、「減税」と言いながら別の形で回収するぐらいなら、そもそも増税しなければいいのでは?
しかし、政治の世界では「減税しました!」と言えば支持率が上がるし、「財源が足りないので増税します」と言えば国際社会にアピールできる。結果として、政府はバケラくじのO次郎よろしく、国民に札を配りまくるが、最終的には「もらったと思ったら取られていた」というオチになるのだ。
バケラくじの教訓
藤子・F・不二雄先生は、このバケラくじを通じて、単純なようで奥深いメッセージを伝えていたのかもしれない。「お金の流れを複雑にすると、みんな混乱してしまうよ!」と。
さて、政府の次のバケラくじ政策はどうなるのか? もしかしたら「2000円配るけど3000円取る」みたいなことが起きるかもしれない。いや、「5万円減税したけど社会保険料で7万円取る」なんていう、もっと高度なバケラくじになる可能性も…。
結論:バケラくじはフィクションだが、政府の財政政策はリアルな第140話バケラくじである。 防衛増税や定額減税という札を持たされ、国民は今日も混乱の渦に巻き込まれる…。


