新卒で入社した不動産会社

昭和の1988年に新卒で入社した例の東京地検特捜部と国税庁査察部が来た不動産会社オクト株式会社についてのお話です。区分所有マンションを直接ユーザーに営業して販売する部隊と一棟ビル、マンションを仲介業者経由で販売する部隊の2つの部隊がありました。直接ユーザーに販売する部隊は電話帳やら買ってきた名簿に片っ端から社内で電話しなければならないため仕事をするためさぼったりするのは難しいのですが仲介業者周りの部隊は資料を持参して一日中外回りのため監視が行き届きません。そのため外回りの部隊はたぶん半分以上の割合でまともに仕事していなかったような気がします。ある社員の場合、夜間に駐車場の監視員のアルバイトをして朝だけ会社に来て日中はどこかの喫茶店で熟睡していたなんていう話を聞いたことがあります。ひどいですね。これではバブル崩壊して会社は当然倒産するわけです。昭和の時代の今では考えられないお話です。

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